おみくじの運勢が良い順番は?

おみくじを引いて一番気になるのが「運勢の順位」ですが、実は神社やお寺によっておみくじの運勢の基準が異なります。大きく分けて2つのパターンがあります。

一般的(7段階)

多くの神社で採用されている運勢の順番です。

大吉
中吉
小吉
末吉
大凶

「吉」が良い場合

「吉」を大吉の次に良いとする考え方もあります。

大吉
中吉
小吉
末吉

パターンによって、「吉」の順位が違うよので、一番迷うポイントですね。「小吉」や「末吉」よりは良いとされることがほとんどです。 もし迷ったら、その神社の神職さんや巫女さんに聞いてみてください。

引いたおみくじは「結ぶ」❓「持ち帰る」❓

「良い結果なら持ち帰り、悪い結果なら結ぶ」という話をよく聞きますよね。 実はどちらも正解です。それぞれの意味を理解して、ご自身で決めてOKです✌️

持ち帰る場合

おみくじには、神様からのアドバイス(和歌や教え)が書かれています。 これを「生活の指針」やお守りとして財布や手帳に入れて持ち歩き、時々読み返すのがおすすめです。 特に大吉などの良い運勢は、手元に置いて運気を保つのも良いでしょう。

結んで帰る場合

境内の「おみくじ結び所」に結ぶ行為には、「神様とのご縁を結ぶ」という意味があります。 また、凶などの悪い運勢だった場合は、「悪い運を境内に留めて、吉に転じてもらう」という願いを込めて結ぶのが一般的です。

木に結ぶのはNG?

昔は木の枝に結んでいましたが、現在は木を傷めないために禁止している寺社が多いです。必ず指定された「結び所(納め所)」に結ぶようにしましょう。

おみくじの処分方法(返納)

持ち帰ったおみくじは、いつまでも持っていて良いのでしょうか?

基本的には、1年後、または願いが叶ったタイミングで神社やお寺にお返しします。 次回参拝する際に、古札納所(お焚き上げしてくれる場所)や、おみくじ結び所に納めましょう。ゴミ箱に捨てるのは避けてください。

よくある質問(Q&A)

おみくじは何度も引き直していいですか?
基本的には「一度きり」です。 おみくじの結果が気に入らないからなどの理由で何度も引くのは、神様のメッセージを疑うことになるので避けた方が良いでしょう。 どうしても納得がいかない場合は、日を改めて参拝した際に、おみくじを引き直しましょう。
「凶」が出たらどうすればいいですか?
落ち込む必要はありません。「凶」は「これ以上悪くならない(=これから運気が上がる)」という意味や、「今は注意が必要」というアドバイスと捉えてみましょう。 利き手と逆の手で結ぶと「困難を乗り越える修行」になり、吉に転じるとも言われています。
おみくじの有効期限はいつまでですか?
明確な決まりはありません。一般的には「次に引くまで」または「1年間」とされています。 初詣で引いた場合はその1年の運勢、願い事をして引いた場合はその願いが叶うまでが目安です。
違う神社のおみくじを一緒に持っていていいですか?
問題ありません。神様同士がケンカすることはないと言われています。ただし、粗末に扱わず、それぞれ大切に保管するか、それぞれの神社にお返しするのがマナーです。

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