永源寺

永源寺の特徴

永源寺（えいげんじ）は、滋賀県東近江市にある臨済宗永源寺派の大本山です。愛知川（えちがわ）の渓谷沿いに位置し、秋には全山が赤や黄色に染まる紅葉の名所として知られています。参道の石段を登ると、静寂に包まれた境内が広がり、茅葺屋根の山門や本堂が歴史の重みを感じさせます。また、この地域特産の「永源寺こんにゃく」は、開山・寂室禅師が伝えたとされる精進料理の食材です。

永源寺の由来

康安元年（1361年）、近江守護・佐々木氏頼が寂室元光禅師を迎えて開山しました。戦国時代には兵火で焼失しましたが、江戸時代に復興され、多くの修行僧が集まる禅の道場として栄えました。

御利益

• 子孫繁栄（世継観音）
• 家内安全
• 厄除け
• 諸願成就

御朱印・参拝情報

御朱印: 本堂横の納経所にていただけます。
受付時間: 9:00～16:00。
拝観料: 大人500円、中学生以下無料。

アクセス・初詣

アクセス:
車：名神高速「八日市IC」より約20分。周辺に民間駐車場あり。
バス：近江鉄道「八日市駅」よりバスで「永源寺前」下車、徒歩約10分。

初詣:
雪景色となることも多い静かな境内で、厳かに新年を迎えることができます。除夜の鐘もつくことができます（人数制限あり）。

よくある質問

Q. 紅葉の時期は混雑しますか？

A. はい、滋賀県屈指の紅葉スポットですので、11月中旬～下旬は大変混雑します。

Q. 階段はきついですか？

A. 参道には石段（羅漢坂）がありますので、歩きやすい靴での参拝をおすすめします。

Q. 永源寺こんにゃくはどこで買えますか？

A. 門前のお土産屋さんや、近くの道の駅などで購入できます。赤くて丸い形が特徴です。