櫟野寺

櫟野寺の特徴

櫟野寺（らくやじ）は、滋賀県甲賀市にある天台宗の寺院で、「いちいの観音」として親しまれています。本尊の十一面観音坐像（重要文化財）は像高3mを超え、坐像としては日本最大級の大きさを誇ります。平安時代の仏像を数多く所蔵しており、「平安仏の宝庫」とも呼ばれています。甲賀の里の静かな環境にあり、歴史ロマンを感じさせます。

櫟野寺の由来

延暦11年（792年）、伝教大師最澄が根本中堂の用材を求めてこの地を訪れた際、櫟（いちい）の巨木に観音像を刻んで安置したのが始まりと伝えられています。坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊討伐の際に祈願したとも言われています。

御利益

• 厄除け
• 縁結び
• 家内安全
• 諸願成就

御朱印・参拝情報

御朱印: 受付にていただけます。
受付時間: 9:00～16:00。
参拝時間: 9:00～16:00（冬季休館あり、要確認）。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR草津線「甲賀駅」よりタクシーで約10分。
車：新名神高速道路「甲賀土山IC」または「甲南IC」より約15分。駐車場あり。
初詣:
地域の人々が訪れ、新年の平安を祈ります。

よくある質問

Q. 仏像はいつでも見られますか？

A. 宝物殿にて拝観可能ですが、季節によって開館日が異なるため、事前に確認することをおすすめします。

Q. 拝観料はいくらですか？

A. 大人500円（特別拝観時は変更あり）です。

Q. 駐車場はありますか？

A. 参拝者用の無料駐車場があります。