若一王子神社

若一王子神社の特徴

若一王子神社（にゃくいちおうじじんじゃ）は、長野県大町市にある神社です。仁科三社（仁科神明宮、若一王子神社、穂高神社）の一つとして知られ、古くから地域の守護神として崇敬されています。境内には、神仏習合時代の名残である三重塔（県宝）や観音堂があり、独特の景観を作り出しています。毎年7月に行われる「流鏑馬（やぶさめ）」は、子供が射手を務める珍しい形式で、大町市の夏の風物詩となっています。

若一王子神社の由来

垂仁天皇の時代に創建されたと伝えられる古社です。鎌倉時代に、この地を治めていた仁科盛遠が熊野権現から若一王子を勧請し、社名を改めました。以来、仁科氏の守護神として、また地域の総鎮守として大切に守られてきました。

御利益

• 家内安全
• 五穀豊穣
• 厄除け
• 学業成就

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。流鏑馬の印が入った御朱印などが人気です。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 境内自由。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR大糸線「信濃大町駅」より徒歩約15分。
車：長野自動車道「安曇野IC」より約40分。駐車場あり。

初詣:
元旦には歳旦祭が行われ、多くの市民が訪れます。雪景色の中の三重塔や社殿は美しく、厳かな雰囲気で新年を迎えることができます。

よくある質問

Q. 三重塔はいつでも見られますか？

A. はい、外観はいつでもご覧いただけます。

Q. 流鏑馬はいつ行われますか？

A. 例年7月の第4日曜日に行われます。

Q. 駐車場はありますか？

A. はい、参拝者用の駐車場があります。