尾曳稲荷神社

尾曳稲荷神社の特徴

尾曳稲荷神社（おびきいなりじんじゃ）は、群馬県館林市に鎮座する神社で、館林城（尾曳城）の鬼門を守る守護神として知られています。「尾曳伝説」という狐にまつわる不思議な伝承が残されており、神社の名前もこれに由来します。境内には、伝説に登場する「尾曳の松」の一部が保存されているほか、春には桜やツツジが美しく咲き誇り、市民の憩いの場となっています。また、館林七福神の弁財天も祀られています。

尾曳稲荷神社の由来

天文元年（1532年）、館林城主・赤井照光が、助けた子狐の親である老狐の導きによって城の縄張り（設計）を行ったという伝説があります。狐が尾を曳いて道を示したことから「尾曳城」と名付けられ、その城内に稲荷神社を創建して守護神としたのが始まりです。

御利益

• 商売繁盛
• 家内安全
• 開運招福
• 必勝祈願
• 災難除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。狐の印が押された御朱印などが授与されています。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 境内は24時間参拝可能です。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：東武伊勢崎線「館林駅」より徒歩約20分～25分、またはタクシーで約5分。
車：東北自動車道「館林IC」より約10分。駐車場があります。

初詣:
館林城ゆかりの神社として、地元の人々を中心に多くの参拝者が訪れます。商売繁盛を願う会社関係者の参拝も多く見られます。

よくある質問

Q. 尾曳伝説とはどのようなものですか？

A. 城主が助けた狐が、恩返しとして尾を曳いて城の縄張り（設計図）を地面に描いて教えたという伝説です。

Q. 駐車場はありますか？

A. はい、境内に参拝者用の駐車場が完備されています。

Q. 七福神めぐりはできますか？

A. はい、当神社は「館林七福神」の弁財天をお祀りしており、七福神めぐりのスポットの一つとなっています。