達磨寺

少林山達磨寺の特徴

少林山達磨寺（しょうりんざんだるまじ）は、群馬県高崎市にある黄檗宗の寺院で、縁起だるま発祥の地として知られています。境内には、願いが叶って両目が入れられた無数の「奉納だるま」が積み上げられており、その光景は圧巻です。また、世界的建築家ブルーノ・タウトが昭和初期に滞在した場所としても有名で、彼が暮らした「洗心亭」が境内に残されています。

達磨寺の由来

延宝8年（1680年）、一了居士が大洪水の際に流れてきた大木で達磨大師の像を彫り、お堂に祀ったのが始まりとされます。その後、水戸光圀公の帰依を受けて寺院として整備されました。天明の飢饉の際、農民の副業として達磨作りを奨励したことが、現在の高崎だるまの起源となりました。

御利益

• 七転八起（不屈の精神）
• 家内安全
• 商売繁盛
• 合格祈願
• 縁結び

御朱印・参拝情報

御朱印: 寺務所にていただけます。写経を納めることで御朱印をいただける形式の場合があります。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 境内自由。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR高崎駅よりバス「少林山線」に乗車し「少林山入口」下車すぐ。JR信越本線「群馬八幡駅」より徒歩約20分。
車：関越自動車道「高崎IC」または「前橋IC」より約20分。駐車場あり。

初詣:
毎年1月6日・7日に開催される「七草大祭だるま市」は、数十万人の人出で賑わう高崎の冬の風物詩です。夜通し行われ、新しいだるまを買い求める人々で溢れかえります。

よくある質問

Q. だるまの供養はできますか？

A. はい、役目を終えただるまを納める場所があり、お焚き上げ供養をしていただけます。

Q. だるまの絵付け体験はできますか？

A. はい、オリジナルのだるまを作る絵付け体験が可能です（要確認・予約推奨）。

Q. 階段は多いですか？

A. 総門から本堂までは長い石段がありますので、歩きやすい靴でお越しください。