前神寺

前神寺の特徴

前神寺（まえがみじ）は、愛媛県西条市にある真言宗石鈇派（いしづちは）の総本山で、四国八十八箇所霊場の第64番札所です。西日本最高峰・石鎚山（いしづちさん）の麓に位置し、古くから石鎚山信仰の拠点として栄えました。毎年7月の「お山開き」には、多くの白装束の信者が集まり、法螺貝の音が響き渡ります。境内には滝があり、修行の場としての厳粛な雰囲気が漂っています。

前神寺の由来

役行者（えんのぎょうじゃ）が石鎚山を開山した後、この地に草庵を結んだのが始まりとされています。桓武天皇の病気平癒を祈願して成就したことから、勅願寺として七堂伽藍が建立されました。かつては石鎚山の山頂近くにありましたが、現在は麓に本拠を置いています。

御利益

• 諸願成就
• 病気平癒
• 厄除け
• 家内安全

御朱印・参拝情報

御朱印: 納経所にていただけます。
受付時間: 7:00～17:00。
参拝時間: 境内自由。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR予讃線「石鎚山駅」より徒歩約15分。
車：松山自動車道「いよ小松IC」より約10分。駐車場あり。

初詣:
石鎚神社の初詣と合わせて訪れる人も多く、新年の安全や健康を祈願します。厳かな雰囲気の中で新年を迎えることができます。

よくある質問

Q. 滝行はできますか？

A. 境内に「御滝不動尊」があり、かつては滝行が行われていましたが、現在は1円玉を投げて岩に張り付くと願いが叶うという願掛けスポットになっています。

Q. 石鎚山に登らなくてもお参りできますか？

A. はい、前神寺は麓にありますので、登山をせずに参拝できます。ここから石鎚山を遥拝することもできます。

Q. 駐車場はありますか？

A. 門前に無料駐車場があります。