衣毘須神社

衣毘須神社の特徴

衣毘須神社（えびすじんじゃ）は、島根県益田市小浜町の海岸に浮かぶ岩礁「宮ヶ島」に鎮座する神社です。普段は海に囲まれていますが、潮が引いた時だけ参道が現れて歩いて渡ることができるため、「山陰のモンサンミッシェル」とも呼ばれる絶景スポットです。主祭神は事代主命（えびす様）で、漁業の神様として古くから地元漁師の信仰を集めてきました。青い海と空、そして岩場に立つ鳥居のコントラストは美しく、写真映えするスポットとしても人気が高まっています。

衣毘須神社の由来

創建は宝永6年（1709年）と伝えられています。小浜海岸は古くから漁業が盛んな地域であり、海上の安全と豊漁を願って、えびす様の総本宮である美保神社から御分霊を勧請して祀ったのが始まりとされています。

御利益

• 大漁満足
• 航海安全
• 商売繁盛
• 開運招福

御朱印・参拝情報

御朱印: 神職が常駐していない無人の神社であり、社務所もないため、御朱印やお守りの授与は行われていません。
参拝時間: 24時間可能ですが、参拝できるのは干潮時の前後のみです。満潮時は参道が水没するため渡れません。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR山陰本線「戸田小浜駅」より徒歩約15分。
車：国道191号線沿い。近くに駐車スペースがあります。
初詣:
元旦の干潮時刻に合わせて、初日の出と共に参拝する人が訪れます。海風が強いため、防寒対策と滑りにくい靴が必要です。

よくある質問

Q. いつでも渡れますか？

A. いいえ、干潮の前後数時間しか渡れません。気象庁の潮位表などで事前に干潮時刻を確認してからお出かけください。

Q. 駐車場はありますか？

A. 海岸沿いに数台停められるスペースがあります。

Q. 御朱印はもらえますか？

A. 残念ながら社務所がないため、御朱印の授与は行っていません。