白山神社

白山神社（鎌倉市今泉）の特徴

鎌倉市今泉に鎮座する白山神社は、源頼朝公ゆかりの歴史ある神社です。かつては「毘沙門堂」と呼ばれ、頼朝公が鞍馬寺から勧請した毘沙門天像を祀ったのが始まりと伝えられています。明治の神仏分離により白山神社となりましたが、現在も毘沙門天への信仰が残っています。毎年1月8日に行われる「大注連祭（おおしめまつり）」は有名で、毘沙門天の使いとされるムカデを模した独特な注連縄が奉納されます。

白山神社の由来

建久元年（1190年）、源頼朝公が上洛の際に鞍馬寺の毘沙門天を拝し、その一体を賜ってこの地に堂を建立したのが起源とされています。鎌倉幕府の鬼門鎮護の役割を担っていたとも考えられています。

御利益

• 勝運・開運（毘沙門天）
• 縁結び（菊理媛神）
• 家内安全
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 兼務社である「五社稲荷神社」（鎌倉市岩瀬）にて授与されています（要確認）。
参拝時間: 境内自由参拝。
見どころ: 毎年1月に奉納される「ムカデ注連縄」や、江戸時代の狂歌師・天広丸の歌碑。

アクセス・初詣

アクセス:
バス：JR「大船駅」より江ノ電バス鎌倉湖畔循環「白山神社前」下車、徒歩すぐ。
車：駐車場はないため、公共交通機関の利用をおすすめします。
初詣:
「大注連祭」が行われる1月8日は特に多くの参拝者で賑わいますが、三が日は比較的静かに参拝できます。

よくある質問

Q. 駐車場はありますか？

A. 専用駐車場はありません。バスでのアクセスが便利です。

Q. 「ムカデ注連縄」とは何ですか？

A. 毘沙門天の使いであるムカデの形をした注連縄で、足がたくさんある独特の形状をしています。

Q. 御朱印はどこでいただけますか？

A. 神社は無人のため、管理元の五社稲荷神社へお問い合わせください。