八坂神社

八坂神社（貝原塚）の特徴

八坂神社（やさかじんじゃ）は、茨城県龍ケ崎市貝原塚町に鎮座する神社です。龍ケ崎市街地の八坂神社（上町）の元宮とも言われる由緒ある神社で、地元では「貝原塚の天王様」と呼ばれています。創建は平安時代の康平年間（1057年〜1068年）と伝えられ、源頼義が奥州征伐の帰途、疫病に苦しむ村人のために京都の八坂神社から御分霊を勧請したのが始まりとされています。毎年4月に行われる「花見おごど（おごど祭り）」は、五穀豊穣を願う伝統行事として知られています。

八坂神社の由来

源頼義による創建伝説に加え、江戸時代には「花見おごど」と呼ばれる祭礼が始まりました。これは農作業の始まりを告げる行事で、笛や太鼓のお囃子に合わせて踊り、豊作と無病息災を祈願するものです。このお囃子は「おごど囃子」として現在も保存会によって受け継がれています。

御利益

• 疫病退散・病気平癒
• 五穀豊穣
• 家内安全
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 普段は無人の場合が多いですが、祭礼時や、兼務社（富士浅間神社など）でいただける場合があります。
参拝時間: 境内は24時間参拝可能です。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：関東鉄道竜ヶ崎線「竜ヶ崎駅」より車で約10分。
車：県道沿い。境内に駐車スペースがあります。
初詣:
地元の氏子の方々を中心に参拝に訪れます。歴史ある古社で、静かに新年を迎えることができます。

よくある質問

Q. 上町の八坂神社との関係は？

A. 上町の八坂神社は、もともとこの貝原塚にあった神社を遷座（分祀）したものと伝えられており、深い関わりがあります。

Q. 「おごど」とはどういう意味ですか？

A. 「御事（おこと）」が訛ったもので、農作業や神事を意味すると言われています。

Q. 駐車場はありますか？

A. はい、境内に数台分の駐車スペースがあります。