天寧寺

天寧寺の特徴

広島県尾道市にある天寧寺（てんねいじ）は、尾道の代表的な景観の一つである「三重塔（海雲塔）」を持つ曹洞宗の寺院です。この三重塔は国の重要文化財に指定されており、塔越しに見る尾道の街並みと尾道水道の風景は、多くのポスターやガイドブックに採用されています。本堂には、526体もの「五百羅漢像」が安置されており、その表情豊かな姿は圧巻です。春には枝垂れ桜や牡丹が咲き誇る「花の寺」としても親しまれています。

天寧寺の由来

貞治6年（1367年）、室町幕府第2代将軍・足利義詮（よしあきら）が普明国師を開山として創建しました。当初は五重塔でしたが、江戸時代の老朽化により上部を取り除き、現在の三重塔の姿になりました。

御利益

• 病気平癒（びんずるさん）
• 厄除け
• 開運招福
• 諸願成就

御朱印・参拝情報

御朱印: 本堂内の納経所にていただけます。「釈迦如来」などの御朱印があります。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 9:00～17:00。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR山陽本線「尾道駅」から徒歩約15分、またはロープウェイ山麓駅から徒歩すぐ。
車：駐車場はありません。近隣のコインパーキングを利用してください。

初詣:
尾道七佛めぐりの一つとして、多くの参拝者で賑わいます。除夜の鐘をつくこともでき、尾道の夜景とともに新年を迎えることができます。

よくある質問

Q. 五百羅漢は無料で見られますか？

A. はい、本堂の左手にある羅漢堂にて無料で拝観できます。

Q. 坐禅体験はできますか？

A. 早朝坐禅会が行われていますが、事前の確認や予約が必要です。

Q. 駐車場はありますか？

A. お寺専用の駐車場はありません。尾道市街地の駐車場をご利用ください。