酒列磯前神社

酒列磯前神社の特徴

酒列磯前神社（さかつらいそさきじんじゃ）は、茨城県ひたちなか市の太平洋を望む岬に鎮座する神社です。大洗磯前神社と対の関係にあるとされ、二社で一つの信仰を形成しています。最大の特徴は、参道に広がる樹齢300年以上のヤブツバキやタブノキの樹叢（じゅそう）です。まるで木のトンネルのような神秘的な景観は、茨城県の天然記念物に指定されています。近年では、宝くじの高額当選祈願のパワースポットとしても有名で、参拝後に亀の石像を撫でると御利益があると言われています。

酒列磯前神社の由来

斉衡3年（856年）、神様が海上の石に降り立ったという伝説に基づき創建されました。主祭神は少彦名命（すくなひこなのみこと）で、医薬、醸造、海上安全の神として信仰されています。大洗磯前神社の大己貴命（おおなむちのみこと）と共に、国造りの神様として崇敬を集めています。

御利益

• 病気平癒・健康長寿
• 金運上昇・宝くじ当選
• 海上安全・大漁満足
• 醸造繁栄
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。逆列磯前神社ならではの椿のデザインなどが人気です。
受付時間: 8:00～16:00
参拝時間: 24時間参拝可能。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：ひたちなか海浜鉄道湊線「磯崎駅」より徒歩約10分。
車：北関東自動車道「ひたちなかIC」より約10分。駐車場あり。

初詣:
海が見える絶好のロケーションで初日の出を拝むことができ、多くの参拝者で賑わいます。樹叢のトンネルを抜けて参拝する体験は、新年の厳かな気持ちを高めてくれます。

よくある質問

Q. 宝くじが当たる亀はどこにいますか？

A. 拝殿に向かう参道の途中に「幸運の亀」の石像があります。頭を撫でると金運が上がると言われています。

Q. 樹叢（木のトンネル）はいつでも見られますか？

A. はい、参道ですのでいつでも通ることができます。冬から春にかけては椿の花が咲き、特に美しいです。

Q. 大洗磯前神社とは関係がありますか？

A. はい、兄弟神社とされており、両方をお参りするとより強い御神徳が得られると言われています。