神明神社

神明神社の特徴

神明神社（しんめいじんじゃ）は、千葉県鴨川市天津にある神社で、正式名称は「天津神明宮（あまつしんめいぐう）」です。「房州伊勢の宮」とも呼ばれ、天照大御神、豊受大神など七柱の神々をお祀りしています。源頼朝が源氏再興を祈願した神社として知られ、頼朝ゆかりの品々も伝わっています。また、日蓮聖人がこの地で生まれ、神明宮を深く崇敬していたことでも有名です。境内には、県の天然記念物「まるばちしゃの木」があります。

神明神社の由来

寿永3年（1184年）、源頼朝が伊勢神宮の御分霊を勧請して創建しました。それ以前からあった「庤（もうけ）明神」と合祀され、地域の総鎮守として崇敬されてきました。20年に一度、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて社殿を造営する「式年鳥居曳」の神事が行われています。

御利益

• 開運厄除け（源頼朝の再興にあやかり）
• 安産祈願（北条政子の安産祈願）
• 家内安全
• 商売繁盛

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。オリジナルの御朱印帳もあります。
受付時間: 8:30～17:00。
参拝時間: 境内自由。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR外房線「安房天津駅」より徒歩約10分。
車：館山自動車道「君津IC」より約50分。駐車場あり。

初詣:
元旦には歳旦祭が行われ、多くの参拝者で賑わいます。甘酒の振る舞いや、お神札の授与が行われ、新しい年の幸福を祈願します。

よくある質問

Q. まるばちしゃの木とは何ですか？

A. 亜熱帯性の植物で、ここが自生の北限とされる貴重な木です。別名「なんじゃもんじゃの木」とも呼ばれます。

Q. 駐車場はありますか？

A. はい、無料駐車場があります。

Q. 源頼朝とどんな関係がありますか？

A. 石橋山の戦いに敗れた頼朝が、再起をかけて祈願し、成就したお礼に創建したと伝えられています。