三ッ石神社

三ッ石神社の特徴

三ッ石神社（みついしじんじゃ）は、盛岡市名須川町に鎮座する神社で、「岩手」という県名の由来となった伝説の地として知られています。境内には注連縄が張られた三つの巨大な岩（三ッ石様）があり、これが御神体となっています。伝説によれば、悪さをした鬼がこの岩に手形を押して二度と来ないと誓ったことから「岩手」の名が生まれ、鬼が来なくなったので「不来方（こずかた）」と呼ばれるようになったと言われています。また、この喜びを表現して踊ったのが「さんさ踊り」の起源とされています。

三ッ石神社の由来

創建年代は不詳ですが、古くから「三ッ石様」として信仰されてきました。鬼の手形伝説やさんさ踊り発祥の地として、地域の人々に大切に守られてきました。東顕寺の裏手に位置し、静かながらも歴史の重みを感じさせる場所です。

御利益

• 厄除け・悪鬼退散
• 必勝祈願
• 家内安全
• 健康長寿

御朱印・参拝情報

御朱印: 近隣の櫻山神社などで授与されている場合があります（要確認）。また、電子御朱印の対応スポットでもあります。
受付時間: 参拝は自由。
参拝時間: 24時間参拝可能。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR盛岡駅より徒歩約20分、またはバス「本町通1丁目」下車徒歩約5分。
車：近隣の有料駐車場を利用。

初詣:
岩手県名の発祥地として、地元の人々や観光客が訪れます。巨石の前で手を合わせ、一年の平穏を祈ります。

よくある質問

Q. 鬼の手形は見えますか？

A. 長い年月を経て風化しており、肉眼ではっきり確認するのは難しいですが、雨上がりなどにうっすら見えるとも言われています。

Q. 駐車場はありますか？

A. 神社専用の駐車場は限られているため、近隣のコインパーキングの利用をおすすめします。

Q. さんさ踊り奉納はいつですか？

A. 例年7月下旬に、さんさ踊りの成功を祈願して奉納演舞が行われます。