宮地嶽神社

宮地嶽神社の特徴

宮地嶽神社（みやじだけじんじゃ）は、福岡県福津市に鎮座する神社で、全国にある宮地嶽神社の総本宮です。主祭神は神功皇后（じんぐうこうごう）。「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰されています。この神社のシンボルは「3つの日本一」です。直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの「大注連縄（おおしめなわ）」、直径2.2メートルの「大太鼓」、重さ450キロの「大鈴」は圧巻です。また、参道から海に向かって一直線に夕陽が沈む「光の道」は、CMで話題となり、絶景スポットとして多くの観光客が訪れます。

宮地嶽神社の由来

約1700年前、神功皇后が三韓征伐の際、この地に滞在して宮地岳の山頂で天神地祇を祀り、戦勝を祈願したのが始まりとされています。その後、神功皇后の功績を称えて主祭神として祀り、随従の勝村大神・勝頼大神とともに「宮地嶽三柱大神」として崇敬されてきました。

御利益

• 商売繁盛・開運招福
• 必勝祈願
• 家内安全
• 交通安全
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 授与所にていただけます。通常の御朱印のほか、「光の道」限定御朱印や、月替わりの美しい御朱印も人気です。初穂料は500円から。
受付時間: 8:30～17:00。
参拝時間: 日の出～日没（季節により変動あり）。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR鹿児島本線「福間駅」よりバスまたはタクシーで約5分。
車：九州自動車道「古賀IC」または「若宮IC」より約20分。無料駐車場（約600台）あり。

初詣:
正月三が日には約100万人以上が訪れる、福岡県内屈指の初詣スポットです。大注連縄の下で参拝し、商売繁盛や開運を願います。参道には多くの露店が並び、大変な賑わいを見せます。

よくある質問

Q. 「光の道」はいつ見られますか？

A. 毎年2月下旬と10月下旬の年2回、夕陽が参道の延長線上に沈む時期に見られます。この期間は「夕陽のまつり」が開催され、観覧には整理券が必要な場合があります。

Q. 「奥之宮八社めぐり」とは？

A. 本殿の奥にある8つの神社のことで、「一社一社をお参りすれば大願がかなう」と言われています。スタンプラリー形式で巡ることができます。

Q. 日本一の大注連縄はいつ掛け替えられますか？

A. 毎年12月中旬に、氏子やボランティアの手によって掛け替えが行われます。