氷川神社

赤坂氷川神社の特徴

赤坂氷川神社（あかさかひかわじんじゃ）は、東京都港区赤坂に鎮座する神社で、「東京十社」の一つに数えられます。御祭神は、素盞嗚尊（すさのおのみこと）、奇稲田姫命（くしなだひめのみこと）、大己貴命（おおなむちのみこと）。現在の社殿は、享保15年（1730年）に徳川8代将軍・吉宗公が建立したもので、幾多の震災や戦災を奇跡的に免れ、当時のままの姿を残す東京都の有形文化財です。境内には樹齢400年を超える大イチョウがあり、都心にありながら静寂と緑に包まれた、縁結びのパワースポットとして人気があります。

赤坂氷川神社の由来

天暦5年（951年）に武州豊島郡一ツ木村（現在の赤坂4丁目付近）に創建されたのが始まりです。その後、江戸時代に入り、徳川吉宗公の命により現在の地（赤坂6丁目）に遷座し、社殿が造営されました。江戸の鎮守として、歴代将軍や庶民から厚く信仰されました。

御利益

• 縁結び・良縁成就
• 厄除け・災難除け
• 家内安全
• 商売繁盛

御朱印・参拝情報

御朱印: 授与所にていただけます。季節ごとのデザインや、月替わりの「かさね」御朱印などが人気です。初穂料は500円から。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 6:00～17:30。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：千代田線「赤坂駅」より徒歩8分。日比谷線・大江戸線「六本木駅」より徒歩8分。南北線「六本木一丁目駅」より徒歩8分。
車：駐車場（数台分）あり。公共交通機関の利用が推奨されます。

初詣:
都心のオアシスとして、近隣の住民やオフィスワーカーが多く訪れます。元旦には歳旦祭が行われます。江戸時代の情緒を残す境内で、落ち着いて新年を迎えることができます。

よくある質問

Q. 「縁結び参り」とは何ですか？

A. 毎月1回行われる良縁祈願の神事です（要予約）。祈祷後に「四合（しあわせ）御櫛」と「藍（愛）の種」が授与され、非常に人気があり予約がすぐに埋まるほどです。

Q. 四合稲荷（しあわせいなり）とは？

A. 境内にある稲荷神社で、勝海舟が「四合（しあわせ）」と名付けました。4つの稲荷社を合祀したことと、幸福（しあわせ）を掛けた縁起の良い名前です。

Q. 狛犬が変わっていると聞きましたが？

A. 境内には7対の狛犬がいますが、その中に「江戸狛犬」と呼ばれる、玉乗りや子抱きをしたユニークな表情の狛犬がいます。