藤白神社

藤白神社の特徴

和歌山県海南市にある藤白神社は、熊野古道紀伊路にある「藤白王子」の跡地に建つ神社です。熊野九十九王子の中でも特に格式高い「五体王子」の一つとして、古くから皇族や貴族が参拝に訪れました。境内には樹齢1000年を超えるクスノキの巨木があり、神聖な雰囲気を醸し出しています。また、全国に多い「鈴木」姓の発祥の地としても知られ、鈴木屋敷の復元などが行われています。

藤白神社の由来

斉明天皇が牟婁の湯（白浜温泉）へ行幸した際、この地に神祠を創建したのが始まりとされています。平安時代には熊野信仰の拠点として栄え、多くの歌人がここで歌会を催しました。

御利益

• 家内安全
• 厄除け
• 長寿（クスノキの生命力にあやかる）
• 学業成就
• 鈴木姓の守護

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。藤白王子の御朱印も授与されています。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 境内自由。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JRきのくに線「海南駅」から徒歩約15分。
車：阪和自動車道「海南IC」から約5分。駐車場あり。

初詣:
元旦には県指定無形民俗文化財である「藤白の獅子舞」が奉納され、多くの参拝者で賑わいます。

よくある質問

Q. 鈴木屋敷は見学できますか？

A. 復元工事が完了し、一般公開されています（開館日・時間は要確認）。

Q. 駐車場は無料ですか？

A. はい、参拝者用の無料駐車場があります。

Q. 熊野古道のスタンプはありますか？

A. はい、境内に熊野古道の押印所が設置されています。