金王八幡宮

金王八幡宮の特徴

金王八幡宮（こんのうはちまんぐう）は、東京都渋谷区渋谷に鎮座する神社で、渋谷の総鎮守です。寛治6年（1092年）、渋谷氏の祖である河崎基家が創建しました。平安末期から鎌倉時代にかけて活躍した武将・渋谷金王丸常光（しぶやこんのうまるつねみつ）の館跡とされ、境内には源頼朝が金王丸の誠忠を賞して植えさせたと伝わる「金王桜（こんのうざくら）」があります。渋谷駅から徒歩圏内にありながら、歴史と静寂を感じられる場所です。

金王八幡宮の由来

渋谷氏が八幡神を勧請して創建し、当初は「渋谷八幡宮」と称していました。後に、この地で生まれた英雄・金王丸の名声にあやかり「金王八幡宮」と呼ばれるようになりました。

御利益

• 出世運・金運（金王丸にあやかる）
• 子授け・安産
• 交通安全
• 商売繁盛
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 社務所にていただけます。金王桜の時期などには限定御朱印もあります。初穂料は500円〜。
受付時間: 9:00～17:00。
参拝時間: 境内は常時参拝可能です。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR・東京メトロ・東急線「渋谷駅」C1出口より徒歩5分。
車：参拝者用駐車場があります（無料）。

初詣:
渋谷の中心地に近いため、若者から地元住民まで多くの参拝者が訪れます。元旦には歳旦祭が行われ、新しい年の開運を祈願します。

よくある質問

Q. 金王桜とはどんな桜ですか？

A. 一枝に一重と八重の花が混じって咲く珍しい桜で、渋谷区の天然記念物に指定されています。例年3月下旬頃が見頃です。

Q. 宝物館はありますか？

A. はい、境内には宝物館があり、金王丸ゆかりの品々や重要文化財などが展示されています（開館日は要確認）。

Q. 渋谷城があったのですか？

A. はい、この地はかつて渋谷氏の居城「渋谷城」があった場所で、境内には「渋谷城 砦の石」が残されています。