成田山新勝寺

成田山新勝寺の特徴

成田山新勝寺（なりたさん しんしょうじ）は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山です。「成田のお不動さま」として親しまれ、年間1,000万人以上の参拝者が訪れる全国有数の寺院です。広大な境内には、国指定重要文化財の仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂などが点在し、歴史的建築物の宝庫となっています。また、東京ドーム約3.5個分の広さを誇る「成田山公園」があり、四季折々の自然を楽しむことができます。

成田山新勝寺の由来

平安時代の天慶3年（940年）、平将門の乱を鎮めるため、寛朝大僧正が弘法大師空海作の不動明王像を奉じてこの地で護摩供を行ったのが開山とされています。乱が平定された後、この地に寺院が建立され「新勝寺」の寺号を賜りました。江戸時代には市川團十郎が成田不動に帰依し「成田屋」の屋号を用いたことから、庶民の間でも成田詣がブームとなりました。

御利益

• 厄除け・災難消除
• 家内安全
• 交通安全
• 商売繁盛
• 開運成就

御朱印・参拝情報

御朱印: 大本堂、釈迦堂、光明堂、平和大塔、出世稲荷など、各お堂で異なる御朱印がいただけます（全6種類）。
納経料: 300円〜
受付時間: 8:00〜16:00（お堂により異なる場合があります）
参拝時間: 境内自由（24時間）。大本堂は5:30〜18:00頃（季節により変動）。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：JR成田線「成田駅」・京成電鉄「京成成田駅」より徒歩約10分。参道には鰻屋や土産物店が立ち並びます。
車：東関東自動車道「成田IC」より約10分。周辺に有料駐車場多数あり。

初詣:
初詣の参拝者数は全国でもトップクラスで、三が日には約300万人以上が訪れます。大晦日から元旦にかけては終夜開門され、大変な混雑となります。周辺道路では大規模な交通規制が行われます。

よくある質問

Q. 御護摩祈祷は誰でも受けられますか？

A. はい、毎日数回行われており、予約なしで当日申し込みが可能です。参拝のみ（お堂に上がるだけ）も可能です。

Q. 駐車場はありますか？

A. お寺直営の駐車場はありませんが、周辺に「弘恵会田町駐車場」などの有料駐車場が多数あります。

Q. 参道のおすすめグルメは？

A. 成田山参道といえば「鰻（うなぎ）」が有名です。多くの老舗鰻店が軒を連ねており、参拝後の食事として人気です。