北海道神宮

北海道神宮の特徴

北海道神宮は、札幌市中央区の円山公園に隣接して鎮座する、北海道の総鎮守です。明治2年（1869年）、明治天皇の詔により、北海道開拓の守護神として「開拓三神（大國魂神・大那牟遲神・少彦名神）」をお祀りしたのが始まりです。後に明治天皇も増祀され、現在は四柱の神様が祀られています。約18万平方メートルもの広大な境内は、春には桜と梅が同時に咲く名所としても知られ、エゾリスなどの野生動物も姿を見せる豊かな自然に囲まれています。境内には、北海道銘菓「六花亭」の茶屋があり、ここでしか食べられない「判官さま」という焼き餅も人気です。

北海道神宮の由来

明治2年、北海道の名付け親である松浦武四郎らの進言により、東京で「北海道鎮座神祭」が行われ、御霊代が札幌へ運ばれました。当初は仮社殿でしたが、明治4年に現在の地に社殿が造営され「札幌神社」と名付けられました。昭和39年に明治天皇が増祀されたのを機に「北海道神宮」と改称されました。

御利益

• 国土安泰・家内安全
• 商売繁盛・事業繁栄
• 縁結び
• 安産・子宝
• 交通安全
• 厄除け

御朱印・参拝情報

御朱印: 祈祷受付所にていただけます。「北海道神宮」と境内社である「開拓神社」の御朱印があります。初穂料は500円。
受付時間: 9:00～閉門時間まで（季節により異なります）。
参拝時間: 6:00（冬期は7:00）～16:00（夏期は17:00）。季節により細かく変動するため公式サイトをご確認ください。

アクセス・初詣

アクセス:
電車：地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩約15分。
バス：JRバス「北海道神宮」バス停下車徒歩すぐ。
車：参拝者用駐車場あり（1時間無料、以降有料）。

初詣:
北海道内で最も多くの初詣客が訪れ、三が日で約80万人が参拝します。元旦は0時から開門しており、極寒の中ですが、温かい甘酒や屋台も出て賑わいます。防寒対策は必須です。

よくある質問

Q. 境内にある「六花亭」の限定スイーツとは？

A. 境内の休憩所にある六花亭神宮茶屋店では、そば粉入りの焼き餅「判官さま」が販売されており、参拝者に大人気です。

Q. 冬の参拝で気をつけることは？

A. 参道が雪や氷で非常に滑りやすくなっているため、滑り止めのついた冬靴での参拝を強くおすすめします。

Q. 駐車場は混雑しますか？

A. 土日祝日や七五三、初詣の時期は駐車場待ちの列ができるほど混雑します。可能な限り公共交通機関をご利用ください。